しっとりチョコクッキー

何度も挫折していた新訳、キャッチャー・イン・ザ・ライを読み終えました。油断して駅のホームで読むんじゃなかった・・・ラストのメリーゴーランドのくだりで泣いてしまいました。名作。翻訳した村上春樹氏曰く、野崎訳を否定する意味で翻訳したのではなく、その時代によってその時代に沿った翻訳があってもいいのではないかと考えたそうです。なるほど。どうりで村上春樹の訳で読むコールフィールドの語り口、文体のほうがしっくりときたわけだーい。読みやすいし、よかったです。