therapist

夕方の約束。
友達との約束は浮かれるけれど、最近調子があまり良くないと話していたらアロマオイルマッサージをしてあげる!というセラピストの友達からの提案にさらに数ミリ踵が浮いたのでした。

彼女の施術を例えるなら、言葉にならない母親の愛を手に託すかのよう。会わぬ間に癒す力をめきめきと開花させて、無理に笑ったりしなくてもいいんだと感じさせてくれる彼女。ぼくのかなしみのような、迷いのような暗雲立ち込めるマインドの標札は名前を変えたけれど、彼女は何も知らぬまま電車に乗りました。感謝が見えるなら…と思い、見えないことによって深まるのだと思い直しました。
彼女は連綿と続く美しい織物のような女性です。