桃色クルドサック

パッケージのイメージが乾きを癒してくれそうだったので、
パイナップル100%ジュースを買って帰りました。
飲んでみると甘すぎて飲むほどに乾き、すぐ乾くのでまた飲む・・
気がつくとぼくのお腹は風船のように膨らんで、
動くとたぽんたぽんと音を鳴らしているのでした。


明日は、久し振りのライブです。今回は懐かしい曲を演奏するのです。この曲を演奏する度にジェントル山岸のことを思い出します。ぼくと須山くんのふたりで彼の街を訪ねて、そこでシフォンケーキの名人が経営するちいさなケーキ屋に行ったり、ひやっとした空気が染み込んで、色気のある樹木が作るなだらかな散歩道。そこを進むと滝が現れました。滝は水を落としているはずなのに、視覚的にとても静かで、なんにも音がしなかったように憶えています。美しい場所のすぐそばに暮らしていた彼は今はフランスです。もうしばらくは会えないのだと思うととても寂しい。