やっと

去年の夏に頂いた龍のかんざしが上手く刺さる髪の長さになりました。これを頂いて何ヶ月も経たぬうちにまた少年のような髪型にしてしまって、取り返しのつかなくなったある日、ペン立てに埋もれている彼女を発見してひどく落胆したものでした。